Reports for WPF
基本的なレポート定義ファイルの作成
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レポートを設計することで、印刷されるページ上にさまざまな方法でデータを表示できます。C1Report デザイナを使用して、総合リスト、サマリーレポート、またはデータの特別なサブセット(請求書など)を設計できます。

新しいレポートの作成を開始するには、「新規レポートウィザード」を使用するのが最も簡単です。メインツールバーの

「レポートの新規作成」ボタンをクリックするか、[ファイル|レポートの新規作成]メニューオプションを選択します。新規レポートウィザードが表示されるので、案内に従って5つの簡単な手順を実行します。

1) 新規レポートのデータソースを選択する

このページでは、レポートデータの取得に使用されるConnectionStringRecordSource を選択します。ConnectionString は、次の3つの方法で指定できます。

RecordSource の文字列は、次の2つの方法で指定できます。

2) レポートに含めるフィールドを選択する

このページには、手順1で選択したレコードセットで利用できるフィールドのリスト、およびレポートのグループフィールドと詳細フィールドを定義する2つのリストがあります。グループフィールドは、データのソート方法と集計方法を定義します。また、詳細フィールドは、レポートに表示する情報を定義します。

フィールドは、ドラッグによってリスト間を移動できます。[詳細]リストにフィールドをドラッグすると、そのフィールドをレポートに含めることができます。また、リスト内でフィールドをドラッグすると、フィールドの順番を変更できます。フィールドをドラッグして[利用可能]リストに戻すと、レポートからそのフィールドが削除されます。

3) 新規レポートのレイアウトを選択する

このページには、ページ上でのデータの構成方法を定義するためのさまざまなオプションが用意されています。レイアウトを選択すると左側にサムネールが表示され、ページ上でのレイアウトの外見を確認できます。レイアウトは2種類に分かれており、一方はグループなしのレポート、もう一方はグループ付きのレポートです。作成するレポートの外見に最も近いレイアウトを選択します。

また、このページでは用紙の方向とフィールドをページ幅に合わせて調整するかどうかを選択できます。

[ラベル]レイアウトオプションは、Avery スタイルのラベルを印刷するために使用されます。このオプションを選択すると、印刷するラベルの種類を指定するためのページが表示されます。

4a) 新規レポートのスタイルを選択する(ラベル以外のレイアウトを選択した場合)

このページでは、新しいレポートで使用するフォントと色を選択できます。手順3のページと同様に、選択したスタイルの外見を確認できるプレビューが表示されるので、好みのスタイルを選択します。スタイルは、後で詳細に設定したり、設定を変更することもできます。

4b) 印刷するラベルの種類を選択する(ラベルレイアウトを選択した場合)

このページでは、作成するラベルの種類を選択できます。デザイナでは、170種類の定義済みラベルを選択できます。ラベルは、長さの単位(センチメートルまたはインチ)および使用する用紙の種類(単票または連続用紙)に基づいて、4つのグループに分かれています。

5) 新規レポートのタイトルを選択する

この最後の手順のページでは、新しいページのタイトルを選択します。また、新しいレポートをすぐにプレビューするか、プレビューする前に編集モードに移動してデザインに手を加えるかを指定します。

レポートのプレビューを選択し、[完了]をクリックすると、すぐにデザイナのプレビューペインにレポートが表示されます。次に表示例を示します。


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